大塚家では3人がリビングでくつろいでいた
星波は三つ編みをほどきお風呂に入る準備で髪をブラッシングしていた
星波の電話が鳴る
「星矢、今手が離せない、誰から?」
星矢はテーブルの上の星波の携帯を取った
「……昴」
電話は珍しいなと思いながら
「ボタン押して」
「俺が押していいのかよ?」
「別に隠す内容じゃないと思うけど(笑)スピーカーにしてよ」
髪の毛が絡まったブラシを掃除する
「もしもし?どうしたの?」
「あっ、星波ちゃん、今大丈夫?」
「うん」
「今、優宇奈が来たんだけど……」
「こんな時間に?」
「テスト前は勉強を教えてってよく来るんだよ」
昴くんは優しいからな〜
「今日……駅の近くで歩いてるところを見られていて……」
「へぇー、何て言ったの?」
「友達の妹……」
星波はブラシを星矢に渡した
「まぁ……合ってるんじゃない?」
「……そうだけど」
星波は星矢に〝 ココア〟と口パクで伝え、星矢はダイニングに向かう
「何か心配?」
「……心配ではないけど」
「変装してたんだから私ってわからないでしょ?」
「あっ、そっか」
星矢がココアを入れて持ってきた
「優宇奈ちゃんに見られたの嫌だったんだ……」



