星波が口を開く
「昴くんてモテるの?」
「普通に俺が見てもカッコイイと思うんだからモテるだろ
幼馴染と登校してるから周りは付き合ってると思ってる奴もいると思う……実際俺も腹立ったし……お前に声かけといて何だよって……」
「優宇奈ちゃん……可愛いもんね」
「会ったことあるのか?」
「この間仕事を一緒にした」
「まあ、星波の方が可愛いよ」
星矢は星波の頭をなでて自分の部屋に戻った
夜、昴の家
トントンと階段を上がってくる足音がする
「昴〜」
優宇奈の甘えた声はお願いをする時によく使われる
勉強をしていた昴は椅子をクルッと回した
「何?」
「勉強教えて!」
と優宇奈は昴の部屋にいつも置いてある折りたたみの椅子を出してきて隣に座った
この椅子は昔から優宇奈の勉強を見ている時にいつも使われるものだ
「俺も勉強してたのに……」
自分のノートを閉じた
「どこ?」
「英語が壊滅的なんだけど(笑)」
昴は英語の教科書を見た
「英語はまず単語を覚えろって言っただろ?」
「もう、中学の時のは忘れたよ〜」
「忘れるなよ」
「出そうな文法教えてー」
昴は引き出しから付箋紙を取り出した



