「何で昴と?」
「…………駅で会って……歩いて帰るって言ったら送ってくれるって……」
「嘘つくなよ、約束してたんだろ?」
星矢は歩くのを止めた
「…………ど、どうして」
「俺に隠し事ができると思う?
今日帰りに昴が健一に用があるから先に帰ってって話が聞こえた」
「……」
星波は下を向いた
星矢はまた自転車を押して歩き始める
「勉強会の時に連絡先交換してたんだろ?
土曜の2回目の休憩の時に昴はバスケをせずに携帯を持ってお前の部屋に行った
日曜日は携帯を置いて部屋を出て行ってるし」
もう……昴くん、星矢に見られてるじゃん
「昴がお前に興味を持ってるのは薄々気付いてた」
「そう?」
「何か言われた?」
「ん〜私と話したいからって……あの……私がモデルってことはすぐにバレてたよ?星矢が話した?」
「いや、あいつはよく見てんだよ、この間、健一がお前の出てる本を持って来てて、俺に似てるって言ってたし……幼馴染がお前のファンって言って見せてくるって言ってたから一緒に見てたんじゃねーの?」
「あー、優宇奈ちゃん……ね」
2人は家に到着して星波は昼食を用意する
「遅くなってごめんね」
「いや、無事ならいい……」
「うん」
2人はスパゲティを食べ始める



