昴くんは……なんだろう、話のテンポがいいな
話し方も穏やかだし優しい、同じ年には思えない落ち着きがある
星矢と比べるからかな(笑)
1人で比べていて楽しくなっていた
「……ちゃん、星波ちゃんは……」
「はい?」
声が裏返ってしまった、マスクをしていてもわかるくらいだった
「ぷっ、どうしたの?」
「ううん、何でもないよ(笑)」
「いつからモデルをしてるの?」
「うーん……物心ついた時?星矢もしてたのよ、男と女の双子で顔も似てるしベビー服とかお揃いで着てたみたいだよ
星矢は遊ぶ方がよくなって辞めちゃったんだけどね
中学は華心にしたのは前の家からも近かったし外部の人はあまり校内に入れないのよ、女子校だし、私はめちゃくちゃ地味にしてる(笑)」
「本当の星波ちゃんはどこにいるのかな〜(笑)」
「えっ?」
星波のメガネに手をかけて外す
「あっ」
「素顔はこんなに可愛いのにな(笑)」
「ふふっ、ありがとう〜私は目が悪いからメガネに度が入ってるよ、撮影はコンタクト」
「俺もコンタクト」
昴は星波に顔を近づけた
「どう?目が悪くても見える?」
「あっ……うん、何とか」
顔近いよ……恥ずかしぃ
「見えないんだよね(笑)かけるよ」
昴はメガネをゆっくり星波に近づける



