「テスト期間中みたいに早い下校の時はどうやって帰るの?」
「駅から家まで歩いて1時間かかるのね、だから駅で1時間以上待つなら歩いて帰ることになってる」
「1時間?自転車で駅まで行かないの?朝も電車はあるよね?」
「あっ……最初はね、電車で行ってたの……でも……」
「でも?」
「痴漢にあっちゃって……満員電車が嫌になったの」
「ごめん、嫌な事思い出させたよね」
「ううん」
「まぁ、華心の制服だけで絡まれるんじゃあね」
「私がもっと強くなればいいんだけど……」
「いや、嫌な事だもんな……ところでさ」
「うん?」
「水曜日に会わない?」
「帰りってこと?」
「うん、駅で……家まで送るよ」
「……えーっと星矢には……言っていい事なのかな?」
「う〜ん、どうしようかな……とりあえず内緒で……」
3人の階段を上がってくる音がした
「じゃあ、また明日……明日はちゃんと勉強しようね(笑)」
えーっと2人きりで会うって事よね……
でも……優宇奈ちゃんは彼女じゃないのかな?
明日も……来るのよね
星波は恥ずかしくなって1人でベッドでジタバタしていた
どうしよう……どうしよう
携帯を見た
金井昴くん……
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