読モのSENAちゃん★



星波の部屋に入り星波は机に座った

「化学の勉強をね……あっ」

昴は星波の黒縁メガネとマスクを外した


「何で家でも変装するの?読モのSENAちゃん(笑)」

「えっ、知ってたの!?」

「俺は解ったけど?健一と正人は気づいてないみたいだね(笑)メガネくらいじゃ誤魔化せないよ」

「いつから?」

「この間泊まりに来た時……かな」

「マスクしてたら結構気付かれないのにな(笑)」

「ちゃんと目を見ればわかる」

昴は星波を見つめた

星波は照れて目を逸らせた


「この間さ、スタジオ近くでも見かけたよ」

「……気づいてたの?嘘?下向いてたのに」

「それは俺の事も気づいてたって事だよね?」

「あっ!」

星波は両手で口を塞いだ


「優宇奈が一緒だから気付かれない方がいいのかと思って……違う?」

「あっ……うん……そうだね、その方がいい……ありがとう」

「優宇奈は凄い方向音痴でさ、最初だけついてきてって頼まれて……幼馴染なんだよ」

「幼馴染……そっか」

「優宇奈がいつも本を見せにくるし話もしてるからすぐわかったよ

初めて駅で会った時は下向いてたから顔は正直ハッキリとは……でも家に来て声を聞いて、星矢が名前呼んだ時に80%くらいは確信してた

星波ちゃんの声は可愛いよね(笑)」

「……そんな……言われたことないよ?」

星波は恥ずかしくて教科書をパラパラとめくり始めた