「もう、びっくりしたから〜」
「だって、びっくりさせたかったんだもん(笑)」
「ねぇねぇ、賞状と色紙持つから私のカメラで写真撮って」
星波は沙也加に携帯を渡す
「うん、じゃあ………あっ」
星波にメールが入ってきた
「ごめん、星波ちゃん、見えちゃった」
沙也加は携帯を星波に渡す
昴からのメールだった
“ 楽しんでる?今、どこ?”
“ うん、カラオケ”
“ 同じところかな?1階にゲーセンなかった?”
“ あった”
“ 終わったら連絡して”
“ はーい”
「ごめんね、沙也加ちゃん」
「うん、じゃあ、撮るよ〜」
「星波ちゃん」
「聞いていいことなのかな?」
「何が?」
「昴くん」
「あっ、さっきのメール?」
「うん」
「さっき、駅で由佳ちゃん達には一緒にいるところを見られてて……あの……彼氏です」
星波は恥ずかしがって顔を覆った
キャー、女子の悲鳴が男子の歌声を消した
「何だよ〜」
「星波ちゃん、彼氏がいるんだって、聞かせてよ」
女子が集まっていく
彼氏いんのかよ……
裕太が寂しそうに女子の方を見ていた



