星矢達は部屋に戻っていた
コンコン
〝 どうぞ〟と中から声がする
星波がひょこっと顔を出す
「星矢?お風呂はみんな終わった?」
「今、昴が入ってる、それで最後」
「はーい」
ドアを閉めると昴がちょうど階段から上がって来ていた
「あっ……終わった?」
昴は顔を上げた
「えっ、風呂?まだ入ってなかった?」
「だって、みんな昼に運動してるから汗をかいてるでしょ?」
「逆に俺らが後でよかったのに……」
「ううん、いいの……じゃあ入ってくる」
星波は自分の部屋に入っていった
星矢の正面が星波の部屋になっている
昴は星矢の部屋に入った
「星矢、俺ら風呂、後でよかったのに……」
「ああ?星波に会った?」
「今、そこで」
「いいんだよ(笑)あいつの風呂は長いから」
男子4人は夜中まで語り明かした
次の日の午前中
「お邪魔しました〜」
「またな〜」
「また、来てね」
星矢と母親が見送ってくれた
あの子……いなかった、寝てるのかな〜
昴は気にしながら家に着く
「ただいま」
「おかえり、お兄ちゃん……昨日の夜、優宇奈(ゆうな)ちゃんが来たよ」
「ん?何で?」
「なんか、おすそ分け持って来てくれたよ
友達の家に泊まるって言ってなかったの?」
「うん、言ってない」



