「い、いや、いいです」
女子生徒と男子生徒は周りの目もあり教室から出て行った
4組の生徒がお礼を言う
「ありがとう」
「ありがとう星矢くん」
「10分程星波を借りるよ」
星矢はテーブルに戻った
健一からおにぎりを受け取る
「ありがとう……モグモグ」
星波は急いで食べていた
昴の座っていた席に座らせたので昴はテーブルに少し腰をかけて星波を見えないように隠した
ふっ、急いで食べる星波ちゃん……可愛いな
昴が自分のジュースを差し出す
星波は口いっぱいでうん、うんとありがとうと言っているようだった
ごくんと飲み込みふうっと息をついた
「あの、星矢くん、昴くん」
「ん?」
振り向くと4組の女子が立っていた
「星波ちゃんもう少し休ませてあげて……それで2人に握手希望が来てるの、是非よろしくお願いします」
女子生徒が並んでいた
「はぁ?」
「俺ら4組じゃないけど?」
「じゃあ、私トイレ行ってくるからその間お願い」
星波が両手を合わせてお願いする
いつものように首を傾げて……
「わかったよ、トイレから戻るまでな、早く行ってこい、昴、行くぞ」
「はいはい、星波ちゃんの頼みは断れないよね」



