「父さん早かったね」
「こんにちは」
「いらっしゃい、読モのSENAちゃんだよね」
「はい」
「彩が喜んでた」
「そうそう、星波ちゃんて呼べなくなるって言ってたな」
「別にいいのに(笑)」
「本当に可愛い子だね」
「いえ……」
星波は照れた
「何か釣れた?」
「うん、見るかい?」
クーラーボックスを開けた
「わぁ、いっぱいお魚さんがいる」
お魚さんて……また、可愛い言い方して
「刺身にできるくらい立派な大きさだろう?」
「さばくところを見ていいですか?」
「いいよ」
「私まだ、さばいたことなくて……昴くんはあるの?」
「やり方は頭にはあるけど父さんがするからやったことはないんだ」
刺身を作り始めた
「ちゃんと刺身包丁なんですね」
「唯一の趣味がこれしかないからね、刺身は好きかい?」
「大好きです!いいなぁ、昴くんはお魚をいつも食べれて……」
「俺は肉が好きだからあまり嬉しくないよ、あっ夕食、星波ちゃんが作ってくれてるんだよ、食べて帰る?」
「いいの?あっいいんですか?」
「魚料理食べて帰って(笑)」
「はい!やった〜」
星波はぴょんぴょんと飛び跳ねて昴の腕に手を回した
また可愛すぎるだろ
家に電話をして了解をもらった
「迎えに来てくれるって……お刺身、お刺身」
「喜びすぎだろ(笑)」



