「うん……でも喉は痛くないんだよ、かすれだけで熱もないし」
昴は自分から星波のおでこに自分のおでこをひっつけた
「やだ、私、汗かいてるもん」
星波はカバンからハンカチを出して軽く押えた
「まだ、化粧を落としてないから昴くんに付いちゃう」
昴のおでこもハンカチで押えた
「星波ちゃんの汗なんかキレイなものだよ(笑)」
「う〜私が嫌なの!それより彩ちゃんは?」
「部活」
「お父さんは?」
「釣り」
「昴くんは?」
「洗濯してスーパーへ買い出し」
「(笑)何かハスキーボイスもいいね、今日は何を作るの?」
「生姜焼きにしようかな」
「私が作ってあげる」
「いいよ、仕事で疲れてるんだし」
「ぷぅー、前に私が言ったことを覚えてる?」
「?」
「プールの日……昴くんが風邪引いたら看病するのって言ったじゃん」
「あー、でも声だけで元気だよ(笑)」
「でも、風邪です!」
「お願いします!」
2人は笑いあった
冷蔵庫から豚肉をだし下ごしらえをする
昴はじっと料理をする星波を見ていた
今日は星波ちゃんの料理が食べれる、幸せ
「ねぇ、昴くん、昴くん」
「何?」
「材料使っていいですかね?」
「あっ、うん、何でも使って」



