「そんな事は言われた事ないし、幼馴染と思ってるからな〜」
「優宇奈ちゃんはどんな気持ちだろう……」
暫く間があった
「兄ちゃんは星波ちゃんが好きなんだよ……優宇奈は好きだけど恋愛の好きではない……仲のいい友達」
「星波ちゃんに出会ったんだね(笑)」
「……そうだな」
玄関の開く音がした
「ただいまー」
「父さん、泊まりじゃないの?」
「キャンセルがあったから飛行機とれて最終便で帰ってきた」
「何か食べる?」
「いや、メシは食ったからいいよ、シャワーしてくる」
昴はキッチンに行きつまみを用意する
「あー、サッパリした、おっ、昴サンキューな」
冷蔵庫からビールを取り出し飲み始める
「お兄ちゃんの彼女がカップケーキ作ってくれたのを食べてたの、お父さんも食べてみて」
「あぁ、後でもらうよ」
「でね、彼女の話をしてたらこの人なんだよ」
彩は雑誌を父親に見せた
「この子に似てるじゃなくて本人か?」
「そうなの、彩、びっくりしちゃってー、好きだからさー」
「優宇奈ちゃんも始めたんじゃなかったか?」
「そうだけど、ページ数は全然違うから」
「今度買い物に付き合ってくれるって……彩のもの」



