夜
「ただいま」
「おかえりお兄ちゃん」
「メシ食った?」
「うん、ねぇ、カップケーキがテーブルにあったけど食べていいものなの?手作りっぽいけど」
「あっ、言うの忘れてたな、彩にって……彼女から貰った」
「やった!」
彩はテーブルから持ってきて食べる
「美味しい〜お店の味みたい」
「今度、下着とか服とか一緒に買いに行こうって」
「ホント?」
「うん」
彩は2階に上がって急いで下りてきた
1冊の雑誌を持っていた
「彩ね、こんな服が欲しい」
SENAが着ている服だった
「高いんじゃないのか?」
「うーん、お父さんが駄目って言うかな?」
「わかんないけど……彩に似合うのかな?」
「えー、SENAちゃんが着てるから可愛いのかな〜」
「彼女は服のセンスがいいから彩に合うものを選んでくれるよ」
服のセンスがいいっていう意味はお兄ちゃんには解ってるのかなー
前彼女さんが来たとき、どんな服を着てたっけ?
「お兄ちゃん、彼女さんの写真はないの?」
「あるよ」
昴は制服を取りに行って着たときの星波だけを撮った写真を出した
「これはSENAちゃんでしょ?何で泉高校の制服を着てるのか知らないけど、お兄ちゃんの彼女は黒縁のメガネかけてたじゃん」



