「ふーん。彼氏、作っちゃえば?」






濃いメイクを直しながら、親友の真理恵が言った。



「まぁ、アンタとアタシは違うから何とも言えないんだケド〜。

恋愛って、楽しいわよ? アンタの求める刺激の足しにくらいなるんじゃない?」


ピシャーン!!


頭の中で、稲妻が落ちた。



「そ、それだぁああ!!」



そうだよ!

私が欲していた刺激!

きっとそれは、恋!