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「―――え~、朝桐さん。居残り練習決定です」
「そっ、そんなぁ……!」
体育祭練習四日目。
ダンスを取り仕切る先生より、お告げをされました。(白目)
体育館の床へ、がっくりと崩れ落ちる。
身体がズーンと鉛のように重くなり、その場から動けなくなる。
「どんまい、楓音。私は居残りになるだろうなって思ってたよ」
「唯奈ちゃんまで…!うぅ、私は必死に頑張ってたのに~」
隣で唯奈ちゃんは、私の頭をよしよしと撫で慰めてくれる。
……言葉は全然慰めてなかったけど。
「朝桐さんは今日の放課後体育館に来て、自主練習をしてくださいね」
「は、はい……すみません」
周りから向けられる目に恥ずかしくなる。
今日は一年生の白組で体育館を使っていたため、この場に六十人程がいる。
そんな中で、名指しで指名されるなんて……。
穴があったら入りたいです、はい……。
「あともう一人、居残り練習をして頂くのは……斎宮くん」
えっ、斎宮くんまで……?
集団の一番後ろの隅にいた斎宮くんへ、一気に注目が集まる。

