隣の席の斎宮くんは、とっても個性的な見た目をしてます。
髪の毛はモジャモジャで、メガネは超ぶ厚い。
どんだけ話しかけても無視ばっかするし、扱いだって冷たかった。
……だけどね。
本当の斎宮くんは、とっても優しくて、実はちょっぴり甘えん坊。
困っている私を何度も助けてくれて、いっつも支えてくれた。
こんな顔、私しか知らないんだもんね?
秘密を知って、ひょんなことから始まった不思議な関係だったけど。
そんな関係も今日で終わり。
少々の友達期間を経て、今日私たちは―――
「私にだけ、もっといろんな顔を見せてね?」
きっとそれが斎宮くんの隣の席である、私の特権だからさ。
秘めていたこの気持ちも、全部全部っ、伝えられて本当によかったよ。
ありがとう、大好きだよ斎宮くん…!

