隣の席でキミと秘密の甘い恋【完】

すると……



「自分の状況分かってないみたいだね」


「へ?」



いつの間にか、私の背中にはフェンスの感触があって。



そして目の前には、私を見下ろすように佇む斎宮くん。



あっ……これはまずい。



「どこ行くの?逃がさないよ」


「ひっ……!」



ギシッとフェンスがきしむ音がしたかと思うと、私の逃げ道を腕で塞いでいた。



これは…いつしかの、壁ドーンッ…!!



「あの……斎宮くん?」



ちょっとからかいすぎちゃった…?

もしかして、怒ってるの……?



「……あー、やっぱやばい」


「え?やばいってなにが…………っ!」



次の瞬間、目の前には斎宮くんのドアップが移り込む。



そして聞き返す私の口を封じるように、唇にはなにか柔らかい感触が触れた。