隣の席でキミと秘密の甘い恋【完】

「そっ、それで……あのさ、太陽くんに一つ聞きたいことがあるんだけど…」


「ん?なに?」



こんな話をした直後で、ちょっと申し訳ないんだけど…。

でもでも、ものすごーく気になることがありまして……。



「その…斎宮くんに全部話した時……斎宮くん、なにか言ってた……?」



……もしめちゃくちゃ怒ってたらどうしよう。

それとも呆れて見放してたのかな。



さっきからそれが気になって気になって仕方がなかった。



すると太陽くんは、フッと鼻で笑った。



「さあね。気になるなら本人に聞いてみればいいんじゃない?」


「……でも、私と斎宮くん……友達関係を解消しちゃって、いますごい気まずくて……」



正直、斎宮くんと上手く話せる自信がない。



「大丈夫だよ、きっと。斎宮は、黙ってジッとしてるだけの男じゃないから」


「え……?」



それって、どういう意味?



聞き返そうとすると、



「あ、もうこんな時間だ。急いで教室戻ろ!先生来ちゃうよ」



そう言って先に教室に戻ってしまったため、聞くことが出来なかった。