隣の席でキミと秘密の甘い恋【完】

「よかった……ありがとう唯奈ちゃん」



ひとまず動揺も治まり、ホッと胸を撫で下ろす。



最後に「そもそもどうでもいいしね」と付け加えた唯奈ちゃんに、一生ついていこうと誓いました。



「まぁ、私は他人に興味ないしお節介焼くのも好きじゃないんだけど」



……だよね。

もちろん、それは知ってるよ。



「私が思うに、楓音はもっと素直になっていいんじゃない?」


「す、素直……?」



首を傾げ聞き返す私に、コクリと頷く。

そして、口角をゆるりと上げ、柔らかい表情を浮かべていた。



「ま、私の気まぐれなアドバイスだし深く考えないでね。それよりさ」



……とは言われましても。

逆に気になっちゃうよ。



素直になっていいって……どういう意味だろう……?



私…そんなに捻くれた性格だった……?

……まさか、私の無自覚!?



だとしたら、即刻性格を直さねば……。



うーん……「深く考えないで」って言ってたし、気にすることないのかな?

でも、やっぱり気になっちゃうような……。