嫌いになれなくて、ごめん

集合時間前にバス乗り場に行くと縁石に座っている翼がいた。

「どした?疲れた?」
「ちぃ姉。他のやつらまだ買い物してるから、ちょっと休憩。長いんだよアイツら」
「翼は?何か買ったの?」
「うん。そうだちぃ姉、写真撮ろう」

そう言って強引に隣に座らされた。
「いくよ、笑って」
翼は自分のスマホで自撮りした。

「もう一枚!ハイチーズ。いい写真が撮れた」
「もう強引なんだから。もう少しバッチリメイクの時に言って欲しかったわね」
「そう?ちぃ姉はノーメイクでも可愛い」