嫌いになれなくて、ごめん

「つー、起きて。つー?もうすぐ授業終わるわよ」
「…マジで寝てた」
「授業出れそう?」

目を瞑ったままの彼に問いかけた。
「…うん。行く」
起き上がった彼はベッドから降りた。
けれどそのまま床へと座り込んでしまった。

「つー!!」
「…っふ。ダメだ今日は」
「お母さんいるの?電話してこようか」
「…いると思う」