その夜、庶民的な焼き鳥屋さんで彼の姿を探した。
「千尋!こっち」
「ごめん大輔、遅くなった。ってもう飲んでるし…」
「いいだろ仕事終わりに一杯ぐらい」
席に座り彼の前のグラスを空にした。
「……」無言で彼の顔を見た。
「ノンアルだ。頼めよ好きなの」
「生中下さーい。飲まないの?」
「今日は辞めとく」
「そう」
「今日は遅かったんだな」
「2年生の学年会議に出てた。修学旅行に同伴するから」
「千尋!こっち」
「ごめん大輔、遅くなった。ってもう飲んでるし…」
「いいだろ仕事終わりに一杯ぐらい」
席に座り彼の前のグラスを空にした。
「……」無言で彼の顔を見た。
「ノンアルだ。頼めよ好きなの」
「生中下さーい。飲まないの?」
「今日は辞めとく」
「そう」
「今日は遅かったんだな」
「2年生の学年会議に出てた。修学旅行に同伴するから」

