「聖菜の幼馴染の松井玲悟くんだよ!」
玲悟くんか。それにしても幼馴染の距離感で
はないでしょ。
それに…。玲悟くん、顔真っ赤だし。
この子、聖菜のこと好きなんだろうな。
「白河ももです。」
私も軽く自己紹介をした。玲悟くんとはこれ
から話すことが増えるだろう。
3人で少し話をしていると、聖菜は一度先生
に呼ばれ、玲悟くんと二人になった。
「ねぇ玲悟くん。」
私はあまりにもわかりやすすぎる玲悟くんを
少しからかってやろうと思い。
「聖菜のこと好きでしょ。」
そう聞いただけなのに、玲悟くんは耳まで真
っ赤に染め上げた。まぁ、聖菜の無自覚天然
ラブビームを浴びれば瞬殺に決まっている。
女の私ですら催眠にかかりかけたんだから。
「私が協力してあげるよ。聖菜は犯罪級に可
愛くて、犯罪級に鈍感そうだから。」
私が笑いながらそう言うと、玲悟くんは「よ
く分かったな。」とでもいうような視線を向
けてきた。
「もも、お前Sだろ。」
「チガイマスケド。」
入学式からちょっとキャラが強めの幼馴染二
人に声をかけられたけど、二人ともいい人そ
うだし、何より聖菜がかわいすぎるっ!
これから始まる高校生活は楽しいものになる
と、なんとなく確信した。
入学から二週間が経ち、学力テストを終え、
クラスにも馴染めてきたころ。
玲悟くんか。それにしても幼馴染の距離感で
はないでしょ。
それに…。玲悟くん、顔真っ赤だし。
この子、聖菜のこと好きなんだろうな。
「白河ももです。」
私も軽く自己紹介をした。玲悟くんとはこれ
から話すことが増えるだろう。
3人で少し話をしていると、聖菜は一度先生
に呼ばれ、玲悟くんと二人になった。
「ねぇ玲悟くん。」
私はあまりにもわかりやすすぎる玲悟くんを
少しからかってやろうと思い。
「聖菜のこと好きでしょ。」
そう聞いただけなのに、玲悟くんは耳まで真
っ赤に染め上げた。まぁ、聖菜の無自覚天然
ラブビームを浴びれば瞬殺に決まっている。
女の私ですら催眠にかかりかけたんだから。
「私が協力してあげるよ。聖菜は犯罪級に可
愛くて、犯罪級に鈍感そうだから。」
私が笑いながらそう言うと、玲悟くんは「よ
く分かったな。」とでもいうような視線を向
けてきた。
「もも、お前Sだろ。」
「チガイマスケド。」
入学式からちょっとキャラが強めの幼馴染二
人に声をかけられたけど、二人ともいい人そ
うだし、何より聖菜がかわいすぎるっ!
これから始まる高校生活は楽しいものになる
と、なんとなく確信した。
入学から二週間が経ち、学力テストを終え、
クラスにも馴染めてきたころ。



