確かに、初対面で変な男たちから助けてもら
った上に、朝までお世話になった立場だから
いつかちゃんと恩返ししなきゃとは思ってい
たけど。
でも、うちじゃ狭いし、何もすることな
い…。
「あっ!ゲームしたいとかですか?新しいの
買ってますし!」
黒宮さんの顔が離れると、調理を再開して、
ため息を吐いた。
あれ、なんか間違ったかな。
「オレ以外、この部屋に入れるなよ。」
「はい!」
なんだかよくわかんないけど、ここに来るよ
うな人は、黒宮さんと聖菜と玲悟くんくらい
だし。
それから、ソファでゲームをしていると、キ
ッチンから、おいしそうな匂いがしてきた。
黒宮さんがテーブルに運んできてくれたのは
まるで料亭で出てきそうな和食のメニューだ
った。
「おいしそう!」
「これ食って、早く足治せよ。」
「ありがとうございます!」
きれいに巻かれただし巻き卵。一口食べると
優しい味が口いっぱいに広がる。
「おいしい…!」
黒宮さんの方を見て言うと、ゲームをしてい
て、目を合わせてくれない。
でも、最近わかってきた。
黒宮さんはとても不器用なんだって。その奥
に誰よりも温かい優しさがあるんだって。
「黒宮さん、ありがとうございます」
朝ご飯のお礼だけじゃないよ。
そばにいてくれて。
った上に、朝までお世話になった立場だから
いつかちゃんと恩返ししなきゃとは思ってい
たけど。
でも、うちじゃ狭いし、何もすることな
い…。
「あっ!ゲームしたいとかですか?新しいの
買ってますし!」
黒宮さんの顔が離れると、調理を再開して、
ため息を吐いた。
あれ、なんか間違ったかな。
「オレ以外、この部屋に入れるなよ。」
「はい!」
なんだかよくわかんないけど、ここに来るよ
うな人は、黒宮さんと聖菜と玲悟くんくらい
だし。
それから、ソファでゲームをしていると、キ
ッチンから、おいしそうな匂いがしてきた。
黒宮さんがテーブルに運んできてくれたのは
まるで料亭で出てきそうな和食のメニューだ
った。
「おいしそう!」
「これ食って、早く足治せよ。」
「ありがとうございます!」
きれいに巻かれただし巻き卵。一口食べると
優しい味が口いっぱいに広がる。
「おいしい…!」
黒宮さんの方を見て言うと、ゲームをしてい
て、目を合わせてくれない。
でも、最近わかってきた。
黒宮さんはとても不器用なんだって。その奥
に誰よりも温かい優しさがあるんだって。
「黒宮さん、ありがとうございます」
朝ご飯のお礼だけじゃないよ。
そばにいてくれて。



