オレがカフェの扉を引くと、戸惑いながらも
ゆっくりと足を踏み入れた。
パァァァァン!
「ももちゃん!お誕生日おめでとう!」
カフェには、龍也、聖菜、玲悟が集まってい
て、ももが店に入った瞬間、色とりどりの紙
吹雪がクラッカーから飛び出した。
「なにこれ!?」
ももは驚いていると同時に嬉しそうに笑って
いた。とりあえず、第一関門突破だな。
「ももちゃんのお誕生日会、みんなでし
よっ!」
聖菜がももの腕を引いて、席に座らせて誕生
日会が始まった。
笑い声が絶えない中、龍也がオレに向かって
応援するように微笑んだ。
「もも。誕生日おめでとう。」
その瞬間、店内の明かりが消えると、何段に
も重ねられたケーキが、仄かに灯るろうそく
の光を頼りにももとオレの前に運ばれる。
「結婚しよう。」
「え……?」
オレはポケットから小箱を取り出して、指輪
をももに差し出した。
心臓が飛び出そうだ。
緊張でどうにかなりそうになった時、ももは
柔らかく微笑んで頷いた。
「はい…。よろしくお願いします…!」
目の前のろうそくを吹き消して、オレの胸に
飛び込んできたももを、力いっぱい抱きすく
める。
「待たせたな。絶対幸せにするから。」
らしくない台詞だけど、そんなのどうでもい
い。オレの想いが丸ごと伝われば、それでい
いんだ。
「もう幸せすぎるよ…。」
ゆっくりと足を踏み入れた。
パァァァァン!
「ももちゃん!お誕生日おめでとう!」
カフェには、龍也、聖菜、玲悟が集まってい
て、ももが店に入った瞬間、色とりどりの紙
吹雪がクラッカーから飛び出した。
「なにこれ!?」
ももは驚いていると同時に嬉しそうに笑って
いた。とりあえず、第一関門突破だな。
「ももちゃんのお誕生日会、みんなでし
よっ!」
聖菜がももの腕を引いて、席に座らせて誕生
日会が始まった。
笑い声が絶えない中、龍也がオレに向かって
応援するように微笑んだ。
「もも。誕生日おめでとう。」
その瞬間、店内の明かりが消えると、何段に
も重ねられたケーキが、仄かに灯るろうそく
の光を頼りにももとオレの前に運ばれる。
「結婚しよう。」
「え……?」
オレはポケットから小箱を取り出して、指輪
をももに差し出した。
心臓が飛び出そうだ。
緊張でどうにかなりそうになった時、ももは
柔らかく微笑んで頷いた。
「はい…。よろしくお願いします…!」
目の前のろうそくを吹き消して、オレの胸に
飛び込んできたももを、力いっぱい抱きすく
める。
「待たせたな。絶対幸せにするから。」
らしくない台詞だけど、そんなのどうでもい
い。オレの想いが丸ごと伝われば、それでい
いんだ。
「もう幸せすぎるよ…。」



