元カレと再恋愛ってありですか?

「これが奏介の”白”のイメージ?」
「そう」
紗那は奏介の言葉にもう一度ラザニアを見つめた。
「これ、何層にもなってんだ。」
「・・・」
「伝わった?」
「・・・うん。伝わった。」
奏介が言いたいのは単調な白ではなく、いろいろなほかの色が重なり合っている白。
言いたいことが何となくわかったとき、紗那は自分のカバンからカラーサンプルを出した。
真剣な表情でその本をめくっていく。
奏介は床にしゃがみこむ紗那の隣に座って紗那を見つめた。

「これ!」
紗那がその中からひとつのページを開いた。
「この白だと思う。」
奏介もそのページを覗き込んだ。
「これはねー。あっ来て」
紗那は立ち上がり奏介を呼んだ。