元カレと再恋愛ってありですか?

「私ね・・・。」
「ん?」
「奏介とは別れたくなかった・・・」
「・・・うん・・・」
「でも、もしもがんだったら?もしも子宮を全摘出することになったら?」
「・・・」
紗那の瞳から涙があふれ、紗那はうつむいた。
「そしたら・・・私は奏介に・・・幸せをあげられない・・・」

肩を震わせて言葉を絞り出すように言った紗那の言葉に奏介は立ち上がり、紗那の体を強く抱きしめた。

「私は奏介が好きだから・・・奏介を幸せにしたかった・・・」

奏介が紗那の背中を優しく落ち着くリズムでたたく。

「ごめん・・・うまく話せなくて・・・」
「いい。いくらだって時間はあるから。ゆっくりでいい。」
奏介は紗那が落ち着くまで、背中をさすり続けた。