元カレと再恋愛ってありですか?

その辺にあったタオルを手にして奏介はさっと自分の着ていた服を脱ぎタオルでふくとバスローブを着る。
「紗那?」
なかなか浴室に来ない紗那の元へ奏介は向かった。
「俺は後ではいるから、お前先に」
そこまで言いかけて奏介は紗那が玄関にしゃがみこんでいるのを見て慌てて駆け寄った。
「紗那?」
体を起こすと紗那は真っ青な唇をがたがたと鳴らしながら前進震えていた。
「寒い・・」
意識すらもうろうとしている紗那を見て奏介はすぐに紗那の体を抱き上げると浴室へと連れて行った。

浴室に入ると奏介が紗那の服を脱がせる。
「大丈夫・・」
そう言って紗那は自分で服を脱ごうとしたが、手がかじかんで動かない。

奏介は震えている紗那の手が傷だらけなことに気が付いた。

「ばか」
そう言って奏介は紗那の手をよけて、紗那の服を再び脱がせる。