桜舞う季節。恋に落ちた。




俺が泣き終えると俺を抱きしめたまま月華は言った。


「私ね。体がすっごい弱いの。だから、体温の管理とかすっごい徹底されててさ。」


「学校とかも、行ったことないんだ。だから友達もできないし、病院で出来た友達も、みんな先に旅立っちゃって。」


「そういうのが当たり前になってくのがすっごい怖いの。でもね、今日勇飛みたいな男の子とお話し出来てすっごく良かった!ありがとう。勇飛は、私の光だね。」


それを聞いた俺はまた涙が止まらなくなった。


そして言ったんだ。


「何言っ....てんだよ。...光はお前の方じゃねぇか。」


「ふふ。勇飛の光になれてるんだったら私すっごい嬉しいよ。」