僕を壊したのは君だから。

いつの間にか教室に戻ってきていたらしい。


「ただいまー」


ぽんと、頭に手のひらがのった。



……ほんとに、のんき……。


涙の浮かび始めた視界で揺れる朝比奈くんは、


後ろの席で談笑している女子に体の向きを変えて、



「で、イモって宮岡さんのこと?」



首を傾げて、問いかける。