僕を壊したのは君だから。

それから何事もなく昼休みの時間が来た。


昼休みというのは、友達のいない私にとってはすごく長い。


なかでも今日は、余計に長く感じそうだ。


だってさっきから、悪口がBGMのように聞こえてくるから……。



「おとなしそうな顔して、朝比奈くんに手だすとかやばいよね」

「しかも裸」

「ああいう子がパパ活とかしちゃうんだろうね」


「え。あんな地味な子が?」


「わかってないなぁー。ギャルなんかよりずっとおっさんからの需要あんの、ああいうタイプ」

「えー……やばぁ」



これって私のこと言ってるんだよね……?


その小声の会話、全部聞こえてるよ……。


わざと聞かせてるのかな。


……私そんなことしてないのに。


……全部、朝比奈くんのせいだよ。


のんきに売店でも行ってしまって教室にいない朝比奈くんのせい、全部……!