時計の針が重なる前に


「あ、ごめん。これは妹です。」

妹の方を見て慌てながらいった。

妹は人懐っこい笑顔を浮かべて

「上崎 愛蘭です!高校3年でーす!よろしくです!」

手を握ってきた。

「神宮寺 花梨です。よろしくね。」

落ち着いた雰囲気の冬哉と異なり、明るいはっちゃけた感じの愛蘭は似ていないようにも見えるが笑ったときの目元がそっくりで兄妹なんだなと思わされた。

「で?お兄ちゃんの彼女さんですよね?いつから付き合ってるんですか?」

愛蘭の質問攻めにおろおろしていると