時計の針が重なる前に


「ほんとにお父さんがごめんなさい…」

「いえ、誕生日お祝いしたかったのでよかったというか、あ、でも、きもいですよね…」

何て言えばいいんだろうと、あたふたしてる冬哉をみて花梨は思わず笑みがこぼれた。

「いえ、うれしいです。ガラス細工とかも初めてなんで」

「なら、よかった…。あ、お店に入りましょう。」

冬哉はドアをあけ

「叔父さん。冬哉です。」

とよびかけた。