時計の針が重なる前に


「花梨!さっさとご飯して!」

「私のアクセサリーはどこ!?ぬすんだんじゃないの!?」

という具合にどんなこともすべて花梨やらせ、八つ当りした。仕事がなくなれば義姉たちは家にずっといるため花梨にとって地獄でしかなかった。

「あーもう最悪、あんたの陰気臭い顔みてるとこっちの運気が下がりそう」

暇あれば悪口をいってくるため、何度手に持っていた何かを投げそうになったかわからない。

そんな日々が5日ほど経ち我慢の限界が来そうになったときだった。