時計の針が重なる前に


「あ、そっか、そうなるのか。でも、若いよ。俺もう23だから20は若い。」

そんな会話をしていると料理が運ばれてきた。

「うわぁ、美味しそう…」

思わずよだれがでそうな料理を前に花梨は興奮していた。

冬哉はそんな花梨を優しくみつめていた。

「あ、ところで上崎さんはどうしてモデルになったんですか?」

「スカウトされたからかな。」

「あー、わかります。私がそうでも秒でスカウトしますよ」

冬哉の答えにやっぱりと思った。

「俺からしたらどうして君が芸能界にいないのかが不思議だよ」