時計の針が重なる前に



冬哉の言葉にはっとなった花梨は慌てて挨拶を返した。

「は、はじめまして。神宮寺 花梨です。」

ペコリと頭を下げる。

「花梨さん…そうお呼びしても?」

冬哉の言葉にこくこくと花梨はうなずく。


「ありがとうございます。」

冬哉の優しい笑みに思わずみとれてしまった。


「か、上崎さんは、どうして、ここに?パーティは……」

おずおずと尋ねると