時計の針が重なる前に


「それから、ワンピースは持っているなかでも比較的シンプルなものを選びました。それともジーンズのような普段着がお望みで?それこそ、恥さらしですよね。パーティにジーパンをはく妹がいるなんて知れたら」

花梨は微笑みながら義姉達に言い返した。

「なんて意地汚い子!あなたは一切パーティには顔を出さないでちょうだい!」


京子はそう捨てぜりふをはくとお客様の相手をするために階段を下りていった。そのあとを義姉達は慌ててついていく。

花梨は自分の部屋に戻りベットによこたわった。