時計の針が重なる前に


準備が終わり玄関でみんなを見送っていると、優菜が近寄ってきて


「大丈夫?残ろうか?なんか、お姉さんキモい声だしてたし、私たちのことで怒られるんじゃない…?」

心配そうに聞いてきた。花梨は優菜のキモいに笑いそうになるのを必死にこらえて

「平気よ。ありがとう。また、終わったら愚痴きいてね」

「わかった。でも、無理しちゃダメよ!
あと、王子さまがいたら教えてね❤」


最後には悪い笑みをうかべて優菜は帰っていった。