時計の針が重なる前に



「でも、なんで2日前なんだ?」

集まった中で一番鈍い男と認識されてる西京 誠也(にしき せいや)が頭にハテナマークを浮かべながら聞いてきた。それを呆れたように優菜が目をやり

「いびり!花梨が気にくわないからに決まってんでしょ!ばーか!」

「あ?バカは言い過ぎだろ!」

「ちょっ、喧嘩してる時間はないの!とりあえず、みんなにしてほしいことを説明するから、喧嘩はすべて終わってからにして!」

危うく二人の間で第N次戦争(Nは任意の自然数)が勃発しそうなところを花梨が慌てて止める。
二人は花梨の言葉にしぶしぶ大人しくなる。