時計の針が重なる前に



「あら、おはよう。今日もしけたお顔ですね。全くこっちの運気まで下がりそうね。」

(悪口言うことで運気下がればいいのに…)

そんなことを考えながら花梨は梨理にネックレスをわたし、キッチンにむかうと朝食の準備に取りかかった。

すると、京子がリビングから

「そうそう。花梨。明日、家でパーティをすることになったの。私や、隼人さんの友人、お知り合い、その他多くのかたを招こうと思っているのよ。でも、この家には使用人はいないし今から雇うのも急で迷惑でしょう?だから、あなたがお食事から掃除、セッティングなどをしてちょうだい。」

と言ってきた。