「え、それだけでいいの…?」
「えっと……」
「ねぇ、手に入ったからって気抜いてんじゃない?有り得ないんだけど?」
「ご、ごめんなさい」
「釣った魚に餌あげない男とかマジでいらないから」
目、目が完全に怒ってる…!!
360度全体から謝り倒す。
そんなつもりじゃないんだ、何ていうか、普通の幸せが一番って意味…!!
来て、と手を引かれ寝室へ。
閉ざされたカーテン、電気もつけないでベットに押し倒された。
薄っすらと見える顔がニヤニヤしてるからまただ…と嬉しくなる。
「じゃ、今からお仕置きされなきゃね?」
「はい……」
もう……どんだけ可愛いの?
その上、欲深い。
瞳で焦らされて甘く囁やき火照らされる。
お仕置きなのは建前で、俺も負けないくらい応戦するんだ。
「誰が釣った魚に餌あげないって…?毎日壊してあげてるでしょ?まだ足りないの?本当、困った奥さんだな…」
まだ鳴き足りないだなんて………
もう後悔しても遅いからな?
愛してるよ、奈那………
これからもずっと
「身体で教えてくれなきゃわかんない……」
ったく、しょうがない。
甘い声出しちゃって……
「わかった…」
こんな独占欲の強い奥さん相手に出来るのも俺くらいっしょ?
いや、俺しか出来ねぇ。
ずっとずっと思ってたこと。
あの日からずっと。
触りたい………
縛りたい………
愛したい………
キミを壊してしまいたい………
その想いが交わった今、
2人の未来は永遠に…………
【END】

