「当たり前じゃん…」
一度で終わらないのが俺たちだよね?
嬉しそうな顔しちゃって……可愛い。
「ん……そういうとこ好き」
細い手で支えながら繋がろうとしてる。
「すぐ欲しがる奈那も好きだよ」
照れながらも入ってしまえば色っぽく乱れていくから手放せない。
もっと壊したくなる。
髪を撫でながら止まないキス。
結局ヘトヘトになった俺たちは2人でシャワーを浴びて、またそこでも愛し合った。
濡れた身体同士が求め合うのもなかなか激しい。
今日出すね、と両親に報告したらめちゃくちゃ喜んでくれていた。
出しに行った足で実家に寄る約束もした。
いよいよなんだね。
あまり実感沸かないけど、書き終えた後でちゃんと用意していた結婚指輪を渡す。
「え……」
「本当は俺から言い出すつもりだったんだけどね」
「うわ、被っちゃった!?」
「見事に……でも同じ気持ちで居てくれたことが一番嬉しい」
「よし、写真撮ろ?」
パシャッと撮ったツーショット。
後に友人らに送ったら祝福の嵐だったね。
「受理致しました、おめでとうございます」
役所を出て手を繋ぎ歩いてく。
左手に輝くダイヤの指輪。
もう今は彼氏彼女じゃなくて、夫婦になった。
やっと……やっとだよ。
この日をどれだけ待ちわびたことか。
彼女になってくれた日から随分幸せを与えてもらったのに人間って欲深い生き物だな。
俺の彼女……から、俺の……嫁になって欲しいだなんて。
結局名前は一緒なんだけどね?
末永 祐翔。
末永 奈那。
それは永遠に変わらない。
式、披露宴はいつにする?
新婚旅行は?
楽しいこといっぱいだね。
子供は……そりゃ授かりものですから。
でも今はまだ2人の時間を楽しみたいよね。
ねぇ、どんな未来にする……?
考えただけでワクワクする。
隣に奈那が居て笑ってるだけでもう幸せなんだ。

