触りたい、縛りたい、愛したい  〜例え許されない恋だとしても〜





「ご、ごめん…!いや、でも…コレは……ズルい」




「何が…?」




肩に触れてきてそのまま後ろのソファーに座らされた。
うわ……見上げる姿もグッとくる。
このアングルも相当ヤバい。




ジャケットを脱いで隣に掛ける。
もう視線が煽ってる……
次にブラウスのボタンが外れてく。




「もうシャワー浴びたの…?今からまた汗かいちゃうのに…」




「え?」と生唾を呑む。
ピンクの下着が見えてきて……手が止まる。




「決めた」




「え…?」




突然そんなことを言い出すから何が何だかわからない。
足の間に入ってきて肩に手をつく。




「ねぇ、今日にする」




「え…?何が…!?」




ごめん、ちゃんと説明して…??
決めたって何を!?




スカートが少し上がってももが見えてる。
触りたい………




「今日、婚姻届…出しに行こ?」




「えっ!?今日っ!?」




「え、だってこのままだとズルズルしちゃうじゃん?思い立った時が良くない?」




「そ、そうだけど……親父たちに言わなきゃ」




そう言うと引き出しの中からクリアファイルに入った紙を出してきて見せられた。




「えっ…!?マジ!?」




思わず奈那を見入る。
うん、と嬉しそうに頷いてるけど、
いつの間にこんな根回しを…!?




目の前にあるのは、確かに婚姻届で……
もうすでに証人欄に2人の名前が書かれている。
ちゃんと、親父と涼子さんの直筆。




「出すタイミングは2人で決めなさいってさ」




嬉し過ぎて……手が震える。
ごめん……ちょっと泣きそう。
これ書いてくれて……奈那に渡してたんだ?




「いつ貰ったの…?」




「え、ヒロが就職決まった日…だったかな?」




「えっ!?そんな早く!?」




「うん…大事にしまっておきました」




あ……ヤベ、溢れる。
俯いたまま奈那を抱き寄せた。
タイミング見計らってくれてたんだ?
俺もそろそろ親父たちに話そうかと考えてた。
今なら奈那が働かなくても何とかやっていけるだろうって。




「え、何…?泣いてるの…?」




顔を上げられて泣き顔見られた。
恥ずかしくてまた柔らかい膨らみに顔を埋める。
あ……直に下着だ。
ごめん、雫垂れちゃった。