触りたい、縛りたい、愛したい  〜例え許されない恋だとしても〜







「も、もう出ない……」




まだ触れてくる奈那の手を止めたらクスクス笑う。




「わかってる、でも最後…綺麗にしてあげる」




これがまた耐えるのに一苦労なんだ。
一番敏感な時だからこっちが痙攣してしまう。
それを見ながら楽しんでる顔も好きなんだけど、手加減してください。
もう手はやめて。
綺麗になったから…!ありがとう。




ベットの上、抱きしめられてそのまま奈那の方へ倒れる。
まだ生まれたままの姿の2人。
至近距離で見つめ合う。




「ありがと……潤った」




ヤベ……終わった後のトロンとした目で微笑まれると胸がキュンとなる。




「服着ないと」




またこのまま寝るって言うでしょ?
風邪ひいちゃうよ?




「着せて……」




ハイハイ、そうなるよね。
こうなったら下着はつけない派なんだ、奈那は。
Tシャツだけを着て寝る。
大事なところはかろうじて隠れてるけどさぁ……




わわ、もう寝息立ててる……




睡眠、ちゃんと取ってね?
毎日お疲れさま。
可愛い寝顔にキスしたらこっちに寝返り打ってきて抱き枕にされちゃった。
何これ……俺が幸せでしかない。




ねぇ、毎日一緒に居るのにどんどん好きにさせるってどういう事!?
どんな手使ってるんだよ……
もしかして俺、騙されてる!?
明日目覚めたら、夢だったってことないよな!?




どんどんハマっちゃうよ……奈那。




俺なんかの人生が欲しいって言ってくれてありがとう。
俺だって喉から手が出るほど奈那が欲しかった。
こうして腕の中に居る奈那は……
たまに幻なんかじゃないかって錯覚に陥る。




幸せ過ぎて怖い……ってやつなのかな?




隣で寝た後にこうやって髪を撫でてあげれるのはずっとずっと俺でありますように………




おやすみのキスも……
布団を被せてあげるのも……
朝起こして、朝ご飯食べさせて、
行ってらっしゃいのキスも全部
俺だけのものでありますように………