「びっくりした〜まさかここで会うとは」って照れ笑い。
俺は会えて嬉しいよ?
何か仕事してる時の奈那を垣間見れた感じ。
普段はあんな表情で接したりしてるんだね。
「さっきの奈那、キリッとしてた」
「え?そうかな?」
「うん、ギャップ萌え…」
「もう…!からかわないで」
そう言いながら腕を絡めてくるとこ、
一番良い角度で見上げてくるとこ、
優しく微笑んで見せる八重歯、
思わずキスしてしまいたくなる唇……
本当、どこにも隙がない。
全部欲しいって思わされる。
溢れてきて仕方ない。
同じ屋根の下に帰るのに
まだ灯りもつけずに襲っちゃう俺を許して。
「シャワー浴びないの…?」
無理やり唇を離して未だに意地悪されるこのやり取りも本当はずっとずっと愛おしい。
「後で一緒に浴びよう?」
「待てない…のね?」
「ダメ…?」
「ここはヤダ……ベット行こ?」
暗闇でもわかる……あの瞳になった奈那。
お姫さま抱っこでベットまで。
「ちょ、靴…!脱いでないってば」
ベットに寝かせてキスしたまま脱がせていく。
スカートから見える足に唇を這わせ
足首を持ち上げたら踵よりヒールが落ちていく。
「ちょっと……そんなとこ……」
ダメ…?恥ずかしい…?
暗いからちゃんと見えてないよ…?
大胆になれるでしょ…?
ここ初めて攻めるけど弱いんだ…?
必死に我慢してるとこ可愛い……
ごめんね?
最近……愛し過ぎちゃう傾向にある。
独占欲にまみれて困らせてるのかな…?
奈那の中がこんなに熱いから止まらないんだ。
何度も鳴かせたのに「もっと…」と煽ってくる。
「まだ欲しい……出来るでしょ?」
その瞳で動かれたらまた壊しちゃう。
見降ろされながら果てていく。
ずっとこんな日が続けばいいな………
そう思いながら夜は更けていく。