「ねぇ、聞いてる?」
「うん、聞いてるよ」
「じゃあ結婚しよ?」
「うん、しようね」
「よし、ママに連絡する」
「ちょ、ちょっと待って…!」
酔っ払って言うことじゃないし何でそんな行動力あるの!?
涼子さんの番号開いてるから慌てて取り上げたら、取り返そうとした奈那とともに床に倒れた。
またしても上乗り状態。
「ヒロの人生…私にくれるんでしょ?」
床ドンしながらもうあの瞳だ。
自らパーカーのジッパーを下ろし肩をはだけさす。
俺のTシャツの中に手を忍ばせ胸を刺激してきては反応するのを楽しんでいる。
「よ、酔ってるよね?」
「酔ってないよ……酔ってないってばぁ〜」
そう言いながら抱きついてくるんだからそこそこ酔ってるでしょ。
エヘヘ〜って甘えてくるから完全に酔ってるね。
「ヒロのこと、食べちゃっていい?」
「えっ!?」
抱きついたまま目を合わせてくる。
これ、また寝ちゃうパターンなのかな?
うっ……でも刺激する手は止まってない。
酔ってる時は疲れ具合によるけど、寝ちゃうか激しめか…どっちかなんだよな。
俺の手を取り膨らみに自ら持っていっては「触って」と懇願する。
ゆっくり下がって起こされた。
少し飲んだせいか、触れるたびに体温が高く火照ってる。
「キスして」
両手で触れながらのキスはもうダメだ。
歯止めが効かなくなる。
ちゃんと俺がくるまで待っていて、舌も俺に合わせてくれる。
離れたらまだ欲しそうな顔……これが堪んない。
だから脱がしてしまう。
キスの次を求めて欲しいから這わせる。
何度抱いてもまだ初めての感覚なんだ。
ドキドキして慣れないよ。
耳……弱いから攻めないで。
「欲しい………ヒロ、いかせて?」
舌や甘噛みで刺激しながら囁く。
また……壊していいの?
いつもより激しいよ?
そうなるように煽ってんだよね?
当たるように動かして……焦がれてくれる。
何でそんなに色っぽいの?
ひとつひとつの仕草に全部奪われてる。
これからもずっと奈那には翻弄されっぱなしなんだろうな。
この瞳と身体に溺れ続ける。
まだ欲しいからいっちゃダメだよ…って
繋がり続けるんだ。
完全に堕ちていく。

