触りたい、縛りたい、愛したい  〜例え許されない恋だとしても〜





「俺、奈那のすっぴん好きだよ」




「そうなの?」




「勿論、メイクしたらしたで綺麗だけど…すっぴんはもっと好き」




改めて言うとやっぱ恥ずかしいな。
目閉じてくれてて助かった。
髪を洗ってアップにして最後は身体。
正面はあまり直視出来ないけど、
背中からヒップにかけてのラインが実は凄く好き。




本当は這わせたい……でも我慢。
たわわになった膨らみも泡が落ちて……
あまりにも綺麗で見惚れてしまっていた。
髪から雫が滴り落ち、それもめちゃくちゃ妖艶で……




思わず奈那を壁側に向かせてしまった。
え?ってなってる。
ごめん、ちょっと待って。
収まるまでしばし待たれよ……




「ねぇ、まだ洗えてない…」




こっちを見る横顔も直視出来なくて、二の腕を掴んで向かせないようにした。




「ごめん、ちょっと待って」




「さっきからずっと反応してるの気付いてるよ?まだ慣れないの?」




慣れるわけない……綺麗過ぎて。




掴んでた手に細い指が絡んできた。




「ねぇ、ちゃんと洗ってよ……まだ終わりじゃないでしょ?」




「う、うん…ごめんね」




ググッと手を引かれ奈那の中心部に。
後ろから抱き寄せる形になった。
当たっちゃうから腰が引ける。
手を重ね合わせたまま一緒に洗う。




「ヒロ、すっごいドキドキしてるよ?背中から伝わってきてる」




「うん……」




恥ずかしい恥ずかしい…!!
動揺し過ぎだろ。
でもこのシチュエーションはダメ…!!
男なら絶対普通で居られないはず…!!




「毎日見てる身体だよ?たくさん触れてきたでしょ?」




こんなに煽るくせに…?
泡のせいで指先がおかしくなりそう。
必死に我慢してたら「可愛い」とキスしてきた。
やっぱり絡ませてくる。
もう、為されるがままだ………




反対側の手も握られ膨らみにいくかと思いきや、お腹あたりで指だけを絡ませる。
ヤバい…と唇を離す。
まだ妖艶な瞳……




「最後……足洗って?」




「うん…」




ゆっくり前を向いた奈那の足に泡を乗せていく。
肩に手を置いて「しゃがんで?」と言うから心臓が飛び跳ねる。
膝の上に足を乗せ顎クイしてきた。




じょっ、女王様だ……!!




「変な気起こさないでよ…?ちゃんと洗って?」




全て見透かしたような言い草で顎を撫でてくる。