触りたい、縛りたい、愛したい  〜例え許されない恋だとしても〜





最近ようやく気付いたことなんだけど、
夜勤明けの奈那ってものすごく大胆だし……濃厚なんだよね。
何て言うか……やたら欲深いと言うか。
めちゃくちゃ激しい。




深く舌を絡ませた後。




「ダメ…?」と聞くのはズルいです。
いえ、全然ダメじゃないです。
こういうのむしろ好きです。




「だ、大丈夫なの?本当に誰かに見られてたら…」




まだ話してるそばから唇を奪われる。
頬を掴まれホールドされながら必死に反応しないように力んじゃう。
そしたらそれに気付かれて「力抜いて…」なんて煽ってくるんだから。
こっちの身にもなってよ。




待って、これはマズい…!
無理やり離れて落ち着かせる。




「お家…帰ってからにしよ?」




不服そうな顔……今はその瞳しないで。
ハーイと素直にシートベルトしてくれてホッとした。
たまにこんなこともあるのです。
理性が崩壊しちゃうのかな。
彼氏としてはかなり嬉しいけどね。




しかし、見られてた…なんて実際有り得るし生々しいからそんな冗談はすぐ信じちゃうぞ?
ニコニコしながらこっち見てるから
「少しでも寝て」と促す。
絶対疲れてるはずなのにテンション高いとか、本当困った女神だ。




家に着いたら朝食準備。
と言ってもトーストをセットするだけなんだけど、グイッと腕を引かれ洗面所へ。




「一緒に入ろ?」って身体を寄せてくる。
くっつかれたらもうダメ。
あれ?朝はいつも1人でシャワー浴びるのに。
両手が首に回って踵が上がる。




柔らかい唇が触れてきて啄む。
いやらしいリップ音が鼓膜を刺激して……
まだ欲しいのに離しちゃう。




「脱がして…?」




おあずけしながらどんどん煽っていく。
次だよ…またその次だよって。
弄ばれてる感が否めないけどそれもそれで良い。
ゆっくり脱がして露わになっていく姿。




「疲れてるでしょ?洗ってあげる」




そう言ったら素直に頷いてくれた。
自分も脱いでタオルを巻く。
最初に身体を温めたら……




「じゃ、メイク落としていくね?」




「はーい」




素直に従うとこ可愛い。
ジェルで目頭から当てていく。
「気持ち良い…」らしい。
それ、どこも隠してないから目のやり場にも困るし自分の手が目隠ししてるみたいだし色々とヤバい。