動いてないのに苦しそう。
またすぐにでもいきそうな感じ。
軽くキスして離れたら舌が見えたままの唇。
その表情ヤバい……めっちゃキスして欲しそう。
「どっちなの…?ちゃんと言って…?」
「キス…してよ」
「ダメ……ちゃんと言えたらね?」
ずっと激しかったから全然息が整わない。
もう壊れる一歩手前…?
それともとっくに壊れてる…?
その瞳……ゾクゾクする。
伸びた手が俺を引き寄せる。
「あ…」と思わず漏れる声とまだ苦しそうな表情。
「言わないと終わっちゃうよ…?」
本気の意地悪……ごめんね。
奈那からお願いされたくて……
乱れてほしくて……
色っぽいセリフが聴きたくて……
その甘い声だけで俺頑張れるから……
消え入りそうな声を聞き返す。
潤んだ瞳からこぼれ落ちた雫。
「したいっ…!いきたい…!」
「了解」
震えるほど鳴いたならその中でいかせて……
たくさんいかせてあげるからその瞳で見てて……
おかしくしてあげる……
壊してあげる……
でも鳴き止むまで優しくキスしてあげるからね……
「ハロウィン当日もしようね」
お肌ツヤツヤスマイルで言ったら
「無理かも…」と返ってきた。
グスン……………
隣でグッタリしてる奈那。
ごめん、と腰をさする。
ちょっと意地悪し過ぎた……反省。
嫌だ……嫌われたくない。
ナースキャップを取り、髪も解いた奈那も色っぽい。
ていうかナース姿がずっとヤバい。
ジッパーを降ろして着替える奈那を抱き寄せもう一度謝った。
「ごめん……」
まだ力が入らないのか頭を預けてくるのにグッとくる。
歯止め効かなくてごめん。
お願いだから嫌いにならないで。
抱きしめる腕に力がこもる。
やっとこっち向いてくれた。
腕の中で見つめ合うけどまだトロンとしてる。
「今日のスゴかった……」
細い指が俺の唇をなぞる。
ちょっと待って……その顔で言うのナシだよ。
しかも今、身に着けてるの下着だけ。
着替えてるとこ抱き寄せた俺が悪いんだけどさ。
クスッと笑って続けるんだ。

