「こっちでいい、ヒロの匂いついてなきゃヤダもん」




本当に胸がキュン…!と鳴った気がした。
それ、三角座りで言う!?
奈那しか勝たん…!!
狙ってて言ってるでしょ!?




思わず抱き締めて押し倒す。
このままイチャイチャして眠りにつこう。
可愛過ぎだから。
いい加減にして。




「ねぇ……何でもう当たってるの?」




面目ないです……俺、本当バカだ。
自分でも信じられないくらいです。
あれだけやっておきながら隣に奈那が居るだけでこのザマなんて。
男のサガ……でしょうか。




「こ、これはすぐ収めてみせます…ごめんなさい、気にしないで」




だから呆れないでください。
わっ、足の間に足入れて来ないで。
両手で隠してたのにももで刺激してくる。
奈那こそもうダメなんでしょ!?




「ちょ、本当すぐ収めるから…」




「何で…?」




「え、何でって……」




「反応してるってことはまだ出るってことだよね…?」




「いや、そんなはずは……」




「手、退けて……」




「いや、でも……」




躊躇していたら無理やり退けられて無防備な下着姿に。
やっぱりももで刺激してくるのね……
なぞるように優しく、反応見てる。




「まだ大きくなるんだね……」




「ごめんなさい」




あ……手はやめて?
え、大丈夫なの?するの!?
欲しそうな目で脱がせてくる。




「口でしていい…?」




「えっ…!?」




もう始まってる……まだ敏感なのに。
目で誘惑しながら欲しいと焦がれる。
頭がボーッとして気付けばお願いしていた。




ここからは快楽の嵐で意識が飛んでた気がする。
何度も寸止めされて刺激の繰り返し。
簡単にはいかせてくれない。
何倍にもなって返ってくる。




こんな風に明けてく夜更け。




ねぇ、最高じゃん。
だってずっと腕の中に奈那が居るんだもん。
可愛い寝顔……独り占め。
鼻の頭がくっつくくらいの距離だからすぐキス出来ちゃうね?




離れてた分愛し合えたね………




この幸せがずっと続くようにと寝顔にキスした………




奈那の人生……俺もらうからね……?




覚悟しててね………